周桑(shu-sou)和紙の壁紙
周桑(shu-sou)和紙の壁紙をてがけています。
光にすかすとこのようになります。
西条市の丹原で生産量全国1位の柿で作られている柿渋(無臭)を上からぬっています。
周桑(shu-sou)和紙×丹原産の柿渋の壁紙です。
天日干しをすることにより、色に深みがでてきます。
様々な色も展開中。
四国でただ1人ふすま一畳分(約188㎝×94㎝)の周桑(shu-sou)和紙を作るたかさん。
その壁紙には機械にはだせない人が作りだすむらがあります。
裏でのりづけをして水分が入りなじませ壁に貼ればピシッとなります。
書道などでも書いた後、半紙がよれていたと思いますが展覧会などにだすときは
うらうちという作業をします。
そのうらうちと同じ要領です。
※うらうちとは…
紙・布・皮などの裏にさらに和紙や布などを張って厚く丈夫にすること。
壁紙は壁がそれらを満たしてくれます。
たかさんの和紙は厚い事が特徴ですので下張りがいりません。
美術用紙でも日本画のお客様が多くおられます。